お客様は神様?

需要者は何を求めて買うのかを問え

CO・OPの働いている仲間からの話しを1つしたい。CO・OPにおこるクレームなのだが、配達された野菜が虫食いのがあるから変えてくれと。それを今は親身に対応していて大変だと言う。

CO・OPの良さは有機でなるべく農薬を使わないで育てた野菜を売りにしている。だから虫食いは起こり得る。それをクレームする奴がいる。

だったらCO・OPで買わなければ良いではないか!

キレイな野菜が欲しいなら大量の農薬漬けの野菜を買えば良い。CO・OPで買いたい人はCO・OPに求めているものがあるから入っている。

しかし、自宅まで配達してくれるから楽で助かると言う理由でCO・OPに入ったのか分からない。CO・OPの勧誘も常に行っている。

何がこの現象を起こしているのか。

やはり資本主義社会の在り方が問われる。

CO・OP会員を増やさないとCO・OPがやっていけないからである。売上を増やさないと会社が存続出来ないからである。

つまり、買い手側に権利を持たれている状況になる。「お客様」「オ・モ・テ・ナ・シ」の精神も大事だが、お金払っているから何でも言える権利がある訳ではないと思う。

以前に競争から共創へとブログを書いたが、買い手側も売ってくれる業者が無くなると困るはずである。その業者に存続して欲しい理由があるなら共に助け合い共存していけないだろうか。

同じように学校へ色々と言う親がいるが、言うのは構わないがより良くする為の意見なのかをもう一度考えて欲しい。

自分の視座しかないのではなかろうか?相手側は?周りは?

そんな俯瞰した見方を親が示していかないと子どもも何かと自分から外への視座しか持たず言い訳野郎になってしまう。

親の発言はとても影響力がある。家庭内での会話の質を我々も問い続けたい。

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