価値の軸は自分自身

タイパ(タイムパフォーマンス)が良い悪い。

コスパ(コストパフォーマンス)に対して同類の言葉が出てきている。

ドラマや映画を倍速で視聴。

カラオケはサビだけ。

など、情報だけを早く押さえるなら大事なところだけで良い。

まさに効率が良い。

この価値観は資本主義的な思考な気がしてならない。

生産性が高い、効率的に、無駄なく…。

この価値観が全て悪いとは言わない。

効率的に行うことによっての幸せも勿論あると思っている。

そこでやはり問いたいのは、そのありとあらゆる情報を知識として取り入れて、自分は幸せなのか?

何を幸せと感じるのか?

知識として得たことが幸せなのか?

他よりも生産性高く出来たら幸せなのか?

世の中の価値がそのお金による価値に強く出過ぎている気がする。

お金は人の労働、人の動きによるものが大きい。

動いた割には効率悪かったよね、勿体なかったよね、など、ある時間による人の動きによって価値(幸せ?)が評価されているように感じる。

そんな中でサッカーは90分の試合である。

この90分を1つのストーリーとしてゲームを出来るのであろうか。

今後1試合まるまる観られる人はどれくらいいるのだろうか。

無駄なようなパスは何が行われているのか?

なぜすぐに仕掛けないのか?

ゴールをもっと目指せば良いのに…的な。

そんな疑問を持つだろう。

自分も中学生の時は試合をフルで見られなかった。

すぐに得点やゴール前になるバスケットボールの方が好きであった。

しかし、なぜサッカーだったのか。

バスケットボールはある程度の身長がないと出来ない。

野球も投げる人、打つ人がメインに見えた。

色々と経てサッカーにたどり着いた。

サッカーは人生に似ている。

一見無駄なような行為が後々にどう効いてくるのか。

チームでゴールという目的に向かってどう歩んで行くのか。

何を選んだっていい。

しかし、自分勝手にやるのとは違う。

ある程度の規律とルールがある中でチームの目的に向かいながら自分の幸せを感じられる行いを探る。

それがサッカーなのではないだろうかと。

コスパ、タイパが悪いサッカーと言うゲームをツールとして、子どもたちに人々に幸せとは何なのかを投げかけるものにしていきたい。

子どもたちの人生、幸せの軸を無限に広げられるかが大事な気がしている。

こちらの与えるもの(価値観)は常に疑問に持ち自問自答したい。

とは言っても、偉そうに指導しちゃうんだよなぁ〜^^;

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