可愛い子には旅をさせよ

認知→分析→判断→実行

がサッカーでは大事と言われている。

サッカーと言うのは複数の人がセパレートされていなく一つのコートに入り混じって一つのボールで行うスポーツである。

複数の人の動きは個々の違いもあることから同じ状況が絶対に無い。

この状況変化の連続の中でプレイすることが求められている。

そこで、まず行わないとならないのは認知することである。

しかし、日本のと言うと「お前誰だよ」と偉そうだが、まず日本の教えは何事も基礎が大事と言い、サッカーだとドリブル、パス&コントロール、リフティングをメインに行うことが多いと感じる。もちろん基礎は大事である。

平日にフットサル場のサッカースクールに通い実行(ドリブルなど)の部分を習う。

いや、サッカーはチームでやることであるから常に認知、分析、判断が入った練習がないとその判断の速度が上がらない。

日本代表JFAが求める選手として日本サッカー協会がホームページに出している選手像からは程遠くなっている気がする。

チームでも常に認知、分析、判断が求められるような練習でないと選手の頭は育まれない。

実行するプレイが取り上げられるのは派手で、分かりやすいいからかなと思う。

YouTubeで切り抜き動画を見ることは悪いことではないが、サッカーは小学生であれば40分の戦いで勝敗が決まる。

その40分の中でドリブル突破するシーンはどのくらいあるのだろうか。

それよりもほとんど相手の様子を観ながら、どのようにゴールを目指そうかと探る時間が長い。

サッカーも囲碁、将棋の様に勝敗が決まるまでのプロセス、ストーリーを戦っているのである。

エゴイストと称されるのも紙一重であると思っている。

独りよがりはサッカーではない。

仲間とやるのがサッカーである。

仲間を使わないのであればサッカーではなくて良いと思ってしまう。

個人競技の方が向いているかもしれない。

自分の感想だが、メッシの一番うまいプレイは仲間を活かしたパスを常に選び続けられるドリブルを出来ることだと思っている。

実行する技術を獲得したいのはわかる。

それ以上に認知、分析、判断が大事でそれが出来るようになった中で実行が足りないから習うと言う順序で習いに行ってほしいと思っている。

その為に、サッカー以外でも認知、分析、判断を入れた生活習慣をおくらせて欲しいと保護者や学校にお願いしたい。

危険や問題が起こることをギリギリまで見守る覚悟が子どもの成長を育むために必要なのかと思っている。

昔から可愛い子には旅をさせよと言われている。昔の人が言うその意味を改めて現代で皆んなで噛みしめたい。

そんな環境がさいたま市西区にサッカーチームとしてある。