さいたま市西区指扇で活動しているジュニアサッカーチーム烏天狗の代表岩田です。
自己肯定感を持たせるみたいな言葉が流行っていますが、そもそも各々で自己が違うのだから、まずは自己を他者と比べ自己を知ること。
その他者との違いを知り、認め、良し悪しではなく受け入れ、自分の色は何なのかを見られるようにしたい。
そう言う意味で何か問題が起きた時に自分で解決するような促すかで大きく成長に差があると思っている。
忘れ物した時に自分のせいとは思うが解決までは出来ない子。忘れ物に対して詫びて、どういう提案、自分はどうするを言えるようにするのも練習が必要。
もちろん最初は親や違う大人が教えるのも1つ。
その意味が分かってくれば自ずと行動に出てくる。その意味を理解させずひとまず謝っとけみたいなことだと本質がわからないから他者からは良く見られない。
怪我の痛さについても同じように感じる。プレイを止めるほど寝転ぶ子が全て悪いとは言わないが、痛さもあるとは思うが、どうなの?と聞くと分からないと回答がくる。自分の身体なのだから分かるように訓練するべきかと思ったている。
痛いから病院に行き、痛いから病名付けられしばらく安静と言われ、再度行って痛さを確認されて休みが長引く。
痛いけどプレイして大丈夫そうなのかを医者に聞ける子もいる。それは自分の具合と向き合ってきたからかなと。
咳、鼻水がひどいと自分から悪寒を感じて布団に横たわる子もいる。医者に風邪ですねと言われないと実感出来ない子。むしろ、どんな状態かもわからない子。それは自分の感性にアプローチされた経験が少いから分からない。
自己肯定感は自己をどう見てきたかで持ち方が決まると思う。自己を客観的に見れないと言うか、客観的が人との比較で良し悪しを決めるから良くない。
比べるのは何が違うのかどうか。
自分の出来ること、自分ができないことを受け入れ、自分だけ出来ることを発揮することで客観的な理解者になる。
自分なら大丈夫と言えるほど自問自答してきた。
それが自分なら大丈夫だと言える根拠になると信じている。
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