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場数を踏むと強い

こんにちは、さいたま市西区指扇を中心に活動しているジュニアサッカーチーム烏天狗JrFC代表の岩田耕併です。今回はピンチについて偉そうに言及してみます(^^;

大人もそうだと思いますが、初めてで全て何事も上手くできる人は中々いない。

それは初めてのことだから慣れていないのと経験がないからであると思っている。

しかし、上手くやれる人もいる。

それは同じ内容でなくてもピンチを何とか失敗も多くやりながらも乗り越えてきた人ではないかと思う。

サッカーにおいての子ども達も同じで、自分で何事も解決してきた子は困ったときに冷静に判断、決断する。

それは状況を自分で把握する認知力を持ち合わせないとなかなか出来ない。認知力は同じスポーツでなくても力はつく。認知力は現況がどんな状況なのかと把握する力。野球でもバスケットでも、遊びでも、鬼ごっこでも、勉強でも、掃除の時間でも、友達との喧嘩でも、喧嘩の仲直りでも、自分で判断、決断と動いてきた子は逞しく振舞える。

人生がまさにそうだと思っているのだが、自分の思ったように物事が進むことはほとんどないのではないだろうか。大人がそれを一番知っているからこそ我が子に苦労を掛けさせたくないと思ってなのか手を掛けることが子どもにとって良いことと思ってはいないだろうか。

大人も自分たちが子どもの時にどう過ごしたかったのか振り返ってほしい。失敗のないように全て教えてもらって過ごしたかっただろうか。常にアドバイスを受け、やっていいことと、やっちゃいけないことを制限させられた方が幸せだっただろうか。思い返して欲しい。

反抗期があったのは制限が多く、強かったからではないだろうか。

そんな自分が親となり我が子にどう接しているだろうか。

子どもを信じてピンチをいっぱい経験させらているだろうか。

サッカーの試合で子どもがどんな表情でプレイしているだろうか。

その表情が場数を踏んだ数に比例していると私は思っている。

ピンチを楽しめている子はピンチと思っていないかもしれない。

出来ない自分も含め、困る自分も含め、自分がどう解決しようとするのかを自分自身で楽しんでいる感覚なのかもしれない。

大人も含めて、ピンチにあたふたせず、ピンチを楽しむスタンスを子どもには見せてもらいたい。

大人も完璧ではないと言うことを恥ずかしがらず子どもに見せてほしい。失敗する大人を子どもに見せてほしい。子どももドジな大人にほっとするし、そんな大人が必死にトライ&エラーを繰り返す姿に勇気をもらえるのではないだろうか。

烏天狗はトライする環境を用意している。トライする心は家庭と一緒に作らないと中々起こらない。家族の影響は強い。

毎度言っているが、みんなで子ども達にどうなってもらいたいのか?を本気で考えていきたい。

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